仮想通貨を取引するには取引口座が必要ですが、取引口座を開設したは良いものの、
「使い方がいまいちよくわからない‥」なんて人もいると思います。
なので今回は国内最大手の仮想通貨取引所であるbitFlyer(ビットフライヤー)の入出金の方法から取引方法まで簡単に説明していきます。
入出金方法について
日本円の入金方法
ビットフライヤーのTOPページ左側にある入出金をクリックします。
上記のページに移動するので、表示された銀行に日本円を入金すれば入金作業は完了です。
入金先の銀行は三井住友銀行か住信SBIネット銀行の口座情報となります。
入金された情報が口座に反映されるまでは銀行の営業日に左右されるため少し時間がかかる場合もあります。
クイック入金
上記で説明した「通常入金」とは違う入金方法があります。
それが「クイック入金」です。
クイック入金は1件あたり324円の手数料がかかりますが、
*ネットバンク |
*コンビニ決済 |
*Pay-easy |
などで24時間365日入金できるサービスです。通常入金の場合、銀行が営業していない夜の時間帯や祝日は入金が確認されないため時間がかかってしまいますが、クイック入金ではそのような状況を回避することが出来るので急ぎの入金の際は重宝する方法となります。
入出金からクイック入金を選択すると上記のような画面が表示されるので。金額とどのツールから入金するかを選びましょう。
入力するとその後どのような手続きをすれば良いか表示されるので、そちらを参考に入金を進めましょう。
日本円の出金方法
入出金のページの上部分にある「日本円ご出金」を選択すると、自分が登録した銀行口座の情報が表示されます。この登録した口座にお金を出金する場合は出金額を入力して下さい。
出金の場合も入金と同じく銀行の営業日などの問題で反映に遅くなる場合がありますので気を付けて下さい。
反映にかかる時間は、
*AM11:30までに申請した場合→当日(銀行営業日)
*AM11:30以降に申請した場合→翌銀行営業日
となっているようです。
そのため当日中に反映させたければ平日の11:30までに申請をしておきましょう。
それを過ぎてしまうと平日の11:30以降は次の日に反映になります。
土日を挟む場合は次の月曜に振り込まれるので気を付けておきましょう。
上記の反映より時間がかかってしまうこともまれにありえるようですので、出金する場合は早めに申請をかけておきましょう。
そして出金する際には手数料を支払わなければいけませんが、手数料は金額や出金先の銀行により変わってきます。
出金が3万円以下の場合 | 出金が3万円以上の場合 | |
三井住友銀行の場合 | 216円(税込み) | 540円(税込み) |
三井住友銀行以外の場合 | 432円(税込み) | 756円(税込み) |
三井住友銀行だと他の銀行より出金手数料がかなり安くなっています。
出金申請を済ませたら、あとは自分の銀行口座に振込が反映されるまで待ちましょう。
取引方法について
ビットフライヤーの販売所と取引所
日本円の入金が確認出来たら、ビットコインを購入してみましょう。
ビットフライヤーでは「販売所」と「取引所」が存在しており、どちらでもビットコインを購入することが出来ます。
トップページの左上を見てみると、
*ビットコイン販売所 |
*アルトコイン販売所 |
*ビットコイン取引所 |
というメニューが存在しているので、このビットコイン販売所かビットコイン取引所で
ビットコインを購入してみましょう。
販売所と取引所について簡単に説明すると販売所は
「ビットフライヤーからビットコインを購入できる場所」で
取引所は
「ビットフライヤーが提供する取引所でユーザー同士が通貨を売買する場所」
なのです。
結果としてはどちらでもビットコインを買うことが出来ますが、販売所で買う場合は取引所に比べて割高になってしまうという一面を持っており、取引所は安く買える代わりに取引が成立しづらいという一面も存在しています。
確実に買いたいときは【販売所】急ぎではなく安く買いたい時は【取引所】で購入するのが良いでしょう。
販売所と取引所の違いや詳しい情報を知りたい方はこちらをご覧ください
それぞれの特徴を理解しておきましょう。
取引所を使った売買方法
トップページから左側のビットコイン取引所を選択すると上記の画面が表示されます。
ここでは直近の売り買いの情報が表示されては、また新しい情報になりリアルタイムで相場や板を確認することが出来ます。
ビットコインの数量とレートを入力し、売りまたは買いを押せば取引を申し込めます。その条件で売りたい・買いたいユーザーがいた場合は取引が成立します。
取引所は自分で数量やレートを入力するため、暴落、暴騰しているときなどはレートを入力している時間にもどんどん相場が変動してしまうため、取引を申し込んだ時点でもう設定したレートが相場と離れてしまっていて相手が見つからず取引が成立しない場合も出てきますので、相場が荒れているときは注意して取引を行いましょう。
販売所を使った売買方法
販売所での売買方法は非常に簡単です。
取引所では「数量」と自分が望む「レート」を入力し売買を成立させなければいけませんが、販売所は「数量」を入力して「コインを買う」「コインを売る」を選択するだけで取引が成立します。
しかし販売所は確実に通貨が購入できますがもちろんデメリットも存在しています。
それは「購入価格」と「売却価格」に大きな差が生じていることが原因です。
購入価格が約848000円に対して売却価格が約830000円で差が約18000円の場合、
ビットコインを約848000円で購入してすぐ売ったとしても売却する場合には約830000円になってしまうため18000円の損なのです。
この価格差は取引所(ビットフライヤー)に支払う手数料のようなもので、「スプレッド」と呼ばれています。
そのため筆者は販売所で売買するのではなく取引所で売買することをオススメします。
手数料について
手数料はビットフライヤーの公式ホームページから確認することが出来ます。
手数料は取引量によって変動する仕組みで。取引量が多ければ多いほど手数料は低くなっていきます。手数料変動幅は0.1%~0.15%なので、0.15%手数料がかかってしまうと考えておけば問題ないでしょう。
仮想通貨の送金について
送金方法
仮想通貨を外部アドレスに送金する方法を説明していきます。
ビットフライヤーから送れる通貨は以下の通りです。
BTC(ビットコイン) |
ETH(イーサリアム) |
ETC(イーサリアムクラシック) |
LTC(ライトコイン) |
BCH(ビットコインキャッシュ) |
MONA(モナコイン) |
LSK(リスク) |
大体の有名な通貨は取り扱っているようです。
まずビットフライヤーのTOPページから入出金画面に移動します。
入出金画面に移動した後BTCご送付をクリックすると上記の画面になります。
この画面から外部アドレスとビットコインの送付量を入力したらビットコインの送金が行えます。
ビットコインアドレスは英数字が乱列されているため打ち込みの場合ミスをしてしまう可能性がかなり高いです。もしアドレスを間違って入力してしまった場合、知らない誰かにビットコインを送ったら二度と取り戻せない状態になってしまいます。
それは絶対に避けたいのでアドレスはコピー&ペーストで入力しましょう。コピペが出来ない場合はミスしないように正確に時間をかけて入力しましょう。
ラベルは、誰のビットコインアドレスに送ったものだったかを分かりやすくするためのメモみたいなものです。入力が必須の項目ではありませんが入力しておいた方が便利でしょう。送金先を区別しておくことで送金ミスも起こらなくなります。
優先度は手数料のようなものでこれを設定するとより早く送付が承認されるというものです。手数料なしだとなかなか送付が承認されないようだったら設定してみた方が良いかもしれません。
そして送金するには二段階認証を求められるので準備しておきましょう。
送金手数料
ビットコインの送付手数料は現在0.0004BTCとなっています。
2018年現在のBTCが約85万円なので手数料は340円程度です。
まとめ
ビットフライヤーの入出金・送金方法はお判りいただけでしょうか。
思ったよりも難しい手続きもなく通貨を入出金できるため、遅くても数日程度で取引を開始することが出来るでしょう。
使用する口座の知識は一通りつけておき、何か起きても迅速に対応できるようにしておくことが仮想通貨を取り扱うためには大事なことです。
「入出金したのに全然反映されない…」など
「送金したアドレスの口座に通貨が送金中のまま動かない…」
など送金関係の問題もありますが、今一番安心して使うことが出来る口座は
国内最大手のビットフライヤーで間違いありません。ビットフライヤーを口座開設して
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